
2024年度
企業価値に資する
人的資本経営コンソーシアム
慶應義塾⼤学SFC研究所
株式会社パーソル総合研究所
日本企業が強くなるためには
何が必要か

人的資本経営研究コンソーシアム
概要
本研究会は、慶應義塾大学総合政策学部教授の保田隆明とパーソル総合研究所上席主任研究員の佐々木聡を共同代表として、⼈的資本経営が有する今⽇的なエッセンスを認知化、⾔語化し、デリバラブル(実践的提供価値)に資する探究を⽬的として活動しています。
2024年5月~2025年1月に研究会の開催を予定しており、人事領域、サステナブル経営領域の執行役員クラスの方々や株式アナリストにリアルでお集まりいただいています。毎回、基調講義で最新の人的資本経営に関するインプットを行い、その後グループディスカッションを実施しています。
研究会終了後には、本研究会の成果を発表する公開シンポジウムを開催いたしました。

参画企業
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株式会社イトーキ
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オリックス株式会社
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株式会社ディーファイブコンサルティング
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株式会社電通グループ
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東京センチュリー株式会社
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日興アセットマネジメント株式会社
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日清食品ホールディングス株式会社
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NEC(日本電気株式会社)
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株式会社パーソル総合研究所
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パーソルホールディングス株式会社
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ブラザー工業株式会社
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松井証券株式会社
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三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
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ラザード・ジャパン・アセット・マネージメント株式会社
研究会日程
全8回の研究会を予定しております。人事領域、サステナブル経営領域の執行役員クラスの方々や株式アナリストに慶應義塾大学三田キャンパスにお集まりいただき、毎回、基調講義でインプット、その後グループディスカッションを実施していきます。取り扱うテーマについ ては、現時点の予定を記載しております。お話しいただく講師の方の予定等により、変更・入れ替えになる可能性もございます。

DAY1: 5/16(Thu.)
1)人的資本研究に関する学術的研究最前線: 慶應義塾大学 総合政策学部教授 保田 隆明 2)日本の人的資本経営がいま問われていること:パーソル総合研究所 上席主任研究員 佐々木 聡
3)評価される統合報告書-2023年度版を読み解く:ラザード・アセットマネージメント シニアヴァイスプレジデント・ポートフォリオ マネージャー/アナリスト 福田 智美
4)参加企業の現在地の発表
5)アカデミア陣の紹介

DAY4: 9/2(Mon.)
1)「経営戦略と人材戦略の連動」実践事例〜ポリシーにもとづく事業・人材ポートフォリオ:パーソル総合研究所 上席主任研究員 佐々木 聡、
2)人的資本経営のコスト・ベネフィット:日清食品ホールディングス執行役員・CHRO 正木 茂

DAY2: 6/18(Tue.)
1)日米徹底比較、人的資本経営および人的資本経営ワークショップ:Unipos株式会社 代表取締役 ⽥中 弦
2)人的資本経営と開示のリアル:パーソルホールディングス グループ人事本部 本部長 大場 竜佳
3)人的資本情報と開示媒体:パーソル総合研究所 研究員 今井 昭仁

DAY5: 10/24(Thu.)
1)ワーク・エンゲイジメント~健康増進と生産性向上の両立に向けて:慶應義塾大学 総合政策学部教授 島津 明人
2)オリックスの企業文化とパーパス&カルチャー:オリックス 執行役 コーポレート部門 人事、総務、広報、渉外管掌 取締役会事務局長 石原 知彦
3)経営戦略の理論研究の現在地から人的資本経営にアプローチする:慶應義塾⼤学 総合政策学部准教授 琴坂 将広

DAY3: 7/25(Thu.)
1)リーダーシップ類型で人材の強みを生かすマ ネジメント:慶應義塾大学 総合政策学部准教授 吉井 弘和
2)大規模言語モデルと画像分析で統合報告書を読み解く:明治大学 理工学部 特任講師 崎濱 栄治
3)Well-being経営:公益財団法人Well-being for Planet Earth 代表理事 石川 善樹

DAY6: 11/13(Wed.)
1)なぜ組織にダイバーシティが必要なのか~意思決定層に女性を増やすには~:ジャーナリスト 浜田 敬子
2)ダイバーシティーとESG経営:専修大学 商学部准教授 湯山 智教
3)FFS理論に基づく「個が活きる」人材マネジメント:relate フェロー 堀川 拓郎

特別イベント:11/29(Fri.)
SFCの島津先生のWork and Well-being Consortiumとコラボをして、『産学連携ウェルビーイング公開シンポジウム』を開催します。詳細は特別イベントのコ ーナーをご覧ください。

DAY7: 12/12(Thu.)
1)罰ゲーム化する管理職~組織マネジメントのあるべき姿:パーソル総合研究所 上席主任研究員 小林 祐児
2)自己決定理論の人的資本経営〜危険なやる気を避けて持つべきやる気をデザインする:スタンフォード大学 星 友啓

DAY8: 1/29(Wed.)
1)イトーキオフィス見学
2)AI、DXが組織に与える影響についての研究最前線:慶應義塾大学 総合政策学部准教授 清水 たくみ
2)参画企業様よりお取組みのご紹介

01 人的資本経営のコミュニケーション戦略
14:00~15:30
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アジェンダ設定:「人的資本経営とIR(投資家リレーション)」
保田 隆明(慶應義塾大学総合政策学部教授)
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講演&パネルディスカッション
阪井 完二(株式会社電通PRコンサルティング 企業広報戦略研究所 所長)
「人的資本経営のコミュニケーション戦略~個人投資家をファンにするには?~」
宇佐美 直子(野村不動産ホールディングス株式会社 執行役員 グループダイバーシティ&インクルージョン推進担当、兼グループ人材開発部担当)
「野村不動産グループ流人的資本経営~『適所適材』と『ウェルネス・D&I』は車の両輪~」
モデレータ:保田 隆明
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参加者同士での意見交換
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意見交換の全体共有(一部紹介)
02 人的資本経営を通じた企業価値向上策
15:30~17:00
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アジェンダ設定:「人的資本経営と経営戦略の融合」
佐々木 聡(株式会社パーソル総合研究所シンクタンク本部上席主任研究員、SFC研究所人的資本経営コンソーシアム共同座長)
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講演&パネルディスカッション:
小野 圭一(J.フロント リテイリング株式会社 取締役兼代表執行役社⾧)
「2030に向けたJFRの新人財戦略(仮)」
藤原 加奈(株式会社フジワラテクノアート 代表取締役副社長)
「"多様な個の躍動"を実現する人的資本経営の実践」
モデレータ:佐々木 聡
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参加者同士での意見交換
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意見交換の全体共有(一部紹介)
03 レセプション(交流意見交換会)